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2017年11月21日
余り耳にする事がない“ママチャリレース”ですが、知る人ぞ知る人気の高いレースなんです。
全国各地で開催されるこのレースは、マニアには耐えられない魅力を秘めていると言われています。我々が日頃使用し、通勤通学やお買い物や幼児の送迎だけのママチャリと言う先入観を一掃しなくてはならないかも。
何がそこまで彼らを魅了するのでしょうか。まだまだメジャーなレースではありませんが、この際にレースの一端でも知って頂けたら自転車に対する情熱も、今までとは一変するどころか、私も参加してみようと思ったりするのではないでしょうか。自転車には多種多様な使われ方があります。特にママチャリは知れば知るほど奥深く、まだまだたくさんの楽しみ方がある事を知って頂きたいと思います。
国内の“ママチャリレース”で主な大会を紹介しましょう
富士スピードウェイ(静岡県)国際レーシングコース、1周約4.5km
他に、十勝(北海道)、AOMORI(青森県)、SUGO(宮城県)、さくらんぼ(山形県)、茂木(栃木県)、袖ケ浦(千葉県)、知多(愛知県)、スズカ(三重県)、岡山国際(岡山県)、等々
参加資格やチーム編成 ※各競技の規定等について共通項もあり抜粋で明記します。
仲間、ファミリー、会社の同僚でチームを編成できる事。中学生以上の心身ともに健康でイベントを楽しむ事が出来る老若男女。1チームは3人以上、10人以内、但し、一人で参加できる鉄人クラスもあります。中には300チーム(1,500~2,500名)以上参加の大会もあるそうです。
ユニークな参加資格で「ルールが守れるならどなたでも」とか「寒い・キツイ・辛いは当たり前で庶民の為の世界選手権、非力なママチャリを使い人間の限界に挑む、男心をくすぐる究極のスポーツ」と参加を促す大会もあり、参加の最大資格は『庶民である事と自前のママチャリを持参』かも知れません。
車両規定、競技者の装備、レース進行など
参加自転車は市販のホームサイクルやママチャリを含むシティ車、泥除け付、スタンド付、電動アシスト自転車は不可、乗輪者はヘルメットや手袋、プロテクターなどを着用し服装は安全走行できる事、但しノースリーブや水着は不可! ライダー(競技者)の交代は必ずピットレーンの交代エリアで行う事が基本ルール。競技車輪(ママチャリ)の故障時は修理が完了したら、再びコースで参戦する事が出来ます。競技中の追い越しの際は、合図用にベル、リン、ラッパを取付ける事、等々。
レースの参加クラス、順位の判定
参加クラスはタイヤサイズ別、年齢別(ジュニア、シニア)、シングルギアや変速ギア別、ファミリー、レディースなど、いずれも男女混成可、1チームは3人以上で10人以内、一人で参加できる大会もあります。
競技前にMYLAPS発信器をママチャリに取付けて自動計測して、設定時間内での周回数などで順位を決定する。
ペナルティー(審判員からイエローカード)
全国各地でこのママチャリレースの熱狂的ファンと参加される人の多さにびっくりしました。
テントやチェアなどを持参してコース以外の競技場敷地内で楽しいコミニュティができる事やコスプレで参加も疲れを吹き飛ばす楽しみの一つかも知れません。これかもママチャリレースのファンは増える事でしょう。
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