自転車タイヤの交換の目安時期は？ タイヤ交換の相場について

長く使っていたら自転車のタイヤがすり減っていた、タイヤに不具合を感じたという経験をされたことはありませんか？
自転車のタイヤは劣化するとケガの原因にもなります。
早めに交換をしなければ走行できなくなったり、走行中の事故のリスクも高まります。

この記事ではタイヤの交換時期、交換にかかる修理費の相場についてご紹介していきます。

1.自転車タイヤの交換時期

事故やケガ、トラブルが起きてからでは遅いです。
自転車のタイヤの寿命をしっかりと察知し、タイヤの交換をしなければなりません。

自転車のタイヤの交換時期は3年目安

自転車のタイヤの寿命は約3年と言われています。
しかし、安い質のチューブなどを使用している場合、1年ほどで交換をしなければならない場合もあります。

一般的なママチャリであれば、3年ほどで必ずタイヤがすり減ってしまいます。
そのためタイヤの寿命は約3年と思ってもいいでしょう。
年数の他にも走行距離で変えるのも良いです。

自転車のタイヤの寿命については「自転車のタイヤの寿命は3年！長持ちをさせる方法を解説」で詳しく解説をしています。

自転車のタイヤの交換時期を見極めるポイント

上記では、年数と走行距離で交換をするとご紹介しましたが、定期的に自転車のタイヤのメンテナンスをし、タイヤの状態をチェックする事が必要です。
タイヤの交換時期は、タイヤの表面や走行具合などで分かります。
見極めるポイントは3つです。

タイヤの溝の深さ

自転車を走行していると、タイヤがすり減り、溝の深さがどんどん浅くなっていきます。
すり減ってしまうと、タイヤが重く感じ漕ぎにくい、滑りやすいなどの影響が出てきてしまいます。
見た目は破裂しそうな見た目をしているため、溝の深さが浅くなっている場合は早めにタイヤ交換をしましょう。

タイヤの硬さと表面

タイヤにヒビが入ったり、触ってみて硬いと感じた場合、タイヤの劣化の可能性があります。
特に前輪にこの症状がでることがあり、停まったりすることで摩擦し硬化、ヒビ割れにもなったりします。
または、タイヤに空気をあまり入れてない場合、タイヤと路面の接地面積が増え無駄に摩擦が起きてしまう場合もあります。

空気が抜けやすくなっているか

タイヤの空気が抜けやすくなっている場合は自転車タイヤの交換時期かもしれません。
タイヤの骨組み(スポーク)付近にある空気を入れる箇所についている虫ゴムは1年で劣化をしてしまいますが、たまに虫ゴムは劣化していないのに空気が抜けやすくなっているという場合もあります。

虫ゴムに問題がない場合、まずはタイヤに外傷がないか確認しましょう。
確認して特になく、原因が分からない場合は自転車点に持ち込んで確認してもらうのをおすすめします。

2.自転車のタイヤ交換の費用と相場

自転車のタイヤ交換の値段はおよそ2,000円～5,000円内

自転車のタイヤ交換の工賃の相場は、1,500円～2,000円ほどになります。

工賃は2,000円程ですが、タイヤチューブの交換、スポーク(自転車の骨組みのような部分)交換、車輪交換などによって値段が変わります。
そのため、自転車のタイヤ交換の値段は大体1,500円～5,000円と考えておきましょう。
車輪交換、スポークの交換などは前輪、後輪を合わせてしまうと1万～1万5千円ほどかかる場合があります。

店舗によってタイヤ交換の値段が変わることも

自転車の修理費自体、自転車屋さんによって値段が変わります。
ブレーキや車輪、ライトなどによって値段が多少前後します。
そのためタイヤ交換も店舗によって費用が異なるため、自転車屋さんにタイヤ交換をお願いする際は予め確認してから依頼することをおすすめします。

しかし、大手自転車メーカーが出店しているチェーンの自転車屋は修理費が決まっています。
ほとんど値段が変わることはほとんどないため、チェーンの自転車屋さんにタイヤ交換を依頼するのもよいでしょう。

3.自転車のタイヤ交換は自転車屋？自分で？

タイヤ交換の相場を解説しましたが、結局自転車屋さんに持ち込むのか、自分でタイヤ交換をしたほうが良いのか迷ってしまいますよね。
自転車屋さんに依頼する、自分でタイヤ交換をすることのメリット、デメリットをご紹介します。

タイヤ交換の値段を安く抑えたいなら自分で

自分でタイヤを交換するメリットはやはり値段を安く済ませることが出来るのがポイントです。
しかし、この場合はチューブ交換などかんたんな作業に限ります。
中には、自転車の組立に詳しい方でチューブ交換以外にも対応が出来る方もいらっしゃいます。
自転車の組立の経験がない方は交換方法は分かっても、組み立てになれていないと難しいでしょう。
自分でタイヤ交換が上手くできないと感じたら、プロの自転車屋さんに依頼することがおすすめです。

タイヤのチューブは、スーパーやホームセンターでも売ってることも多く、ご自身で直される方もいらっしゃいます。
その場合は、自転車屋さんに持っていくよりも安価に収まるでしょう。

やっぱりプロに任せたら安心

自転車屋さんに持ち込むことでやはり安心感があります。
普段、自転車の組立や修理などをされているので、自身でタイヤ交換をするより安心です。

また自転車の組立、調整などを普段していない方が自分でタイヤ交換をすると不安で手際が悪くなり、上手く交換が出来なくなってしまうこともあるでしょう。
特に、パンクした自転車を直すとき、チューブのはめ込みが悪いとチューブが噛み込んでしまい、空気を入れた時に破裂してしまいます。

プロに任せた方が安心！と思う方は自転車屋さんに持ち込んで交換をしてもらいましょう。

4.自転車を買い替えた方が安い場合も…

タイヤ交換の相場でも解説をしましたが、前後輪の交換、スポークなどパーツによっては修理費が高額になることもあります。
車輪の脱着、ホイールの組替などは特に10,000円近く値段がかかる場合があります。
前後輪合わせて15,000円ほどにもなるので、その場合は新しい自転車に買い替えたほうが安くなります。

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5.自転車タイヤのメンテナンスを

自転車のタイヤは日々のメンテナンスをすることが大切です。
タイヤは適切な空気圧を入れることによって長持ちさせることが出来ます。
空気を入れない状態で走れば、タイヤに負荷がかかり劣化が早くなります。
週に1～2回は空気をいれるようにしましょう。
空気を入れる際に、自転車のタイヤの状態をチェックするとタイヤの症状を早期発見できるのでおすすめです。

6.まとめ

自転車のタイヤの交換時期、見極めるポイント、値段、相場などをご紹介しました。
自転車のタイヤの寿命は3年と言われています。
メンテナンスなどをしっかりすることでタイヤを長持ちさせることが出来ます。
場合によっては、タイヤの交換をするより買い替えたほうが安くなる場合もあります。

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