自転車の日々の安全について

公道(一般道)や私道、時には山間部の悪路などを走行する自転車は『安全運転』が最優先です。

何故なら、自転車は気軽に乗れて行動範囲が自由に選択できるが故に安全運転の意識が希薄に成りがちですが、日常点検と安全運転あってのサイクルライフ、“自転車を我が友”にして大いに楽しみましょう。

 

  1. 乗る前の注意事項 身体に合わせる(ハンドル高さ、サドル高さ、ブレーキやペダル位置確認、安全運転出来る服装等)
  2. 乗る前の点検 ブレーキの効き具合、車両の固定、ハンドル・サドルの固定、フレームやフォークの変形や割れ・ディレーラ(変速機)動作具合、ライトの点灯、補助具・荷台・バケットの固定 等
  3. 正しい使用条件 最大積載質量(シティ車では27kg、25kg、18kgまでに分類)、標準常用速度:10~20km/h・標準適応身長とサドル地上高さの目安(身長⇒高さ:120cm⇒60cm、150cm⇒75cm、180cm⇒90cm)
  4. 交通ルールを守りましょう
    交通標識を守る、発進時に前方・後方の安全確認、車道の左側を一列走行、交差点での一旦停止・車両用信号機に従う、二人乗車や飲酒運転の禁止、指定場所へ駐輪する、夜間はライトの点灯する
  5. 方向指示(右折時⇒手のひらを下にして右腕を水平に、又は左腕の肘を垂直に上に曲げる)

    (左折時⇒手のひらを下にして左腕を水平に、又は右腕の肘を垂直に上に曲げる)

  6. 日常点検 調整・注油:ブレーキレバー(前・後)ワイヤー可動部、チェーン、ワイヤリード(循動部)、フロントディレーラ(前変速機の可動部)、リアディレーラ(後変速機可動部) 等

    注記)注油不可パーツ⇒ブレーキゴム、リム、後ブレーキ、タイヤなど事故発生の要因になります。

  7. 手入れと保管 乾いた布やブラシで泥、土、ほこりを落として下さい。雨など水で濡れた時は拭き取りしてワックスがけや注油をして下さい。但し、シンナーなどの有機溶剤は使用しないで下さい。

  8. 錆びやすい場所(湿気の多い所、海岸など)での保管時はお手入れ回数を増やして下さい。

  9. 安全運転・ヘルメットの着用 特に、児童や幼児は必ずヘルメットを着用して乗輪して下さい。・安全な服装と運転: マフラーや裾の長いスカートなど運転しにくい服装は避けて下さい。

    急ブレーキは掛けない、長い下り坂でブレーキの掛け放しは危険で衝突や転倒の恐れがあります。

    悪天候時の運転は早目のブレーキ操作を、更には雨天や雪面走行時はスリップに注意して下さい。

  10. 初期点検と定期点検は安全運転の基本です。乗る前の点検及び日常点検を心掛けて下さい。

  11. 自転車登録は防犯対策になります。自転車購入者の義務なので「防犯登録」は必ず行って下さい。

    販売店で購入の場合は、店員さんに申し出ればその場で登録できます。ネット販売の場合は近くの自転車店で登録申請して簡単に登録できます。登録費用は地域で異なりますが600円~800円位です。

  12. 自転車保険への加入、強制ではありませんが、県や自治体が義務化を導入・検討するほど必要性が注目されています。近年は自転車事故の発生も決して少なくありません。対歩行者や対自転車との接触も増加傾向にあり、加入をお薦めします。多様なタイプがありますので十分に検討して下さい。

 

自転車のメンテナンスについては「自転車のメンテナンスは油さし(給油)だけではない! ママチャリ メンテナンスのポイント」により詳しい解説をしています。



← 前の記事 次の記事 →

Liquid error (layout/theme line 147): Could not find asset snippets/proteger-configuration.liquid