ママチャリメーカー直販の通販サイト!完全組立の自転車を激安価格でお届け!
車種
ライト
ギア
2022年2月1日
子どもが成長し、外で遊び始めると自転車に乗りたい!と興味を持ち始めますよね。 ひとりで自転車に乗れるようになると、達成感を得ることができますし、自信にもつながります。 しかし、興味をもってやる気になっているのに、間違った方法で教えると子どもはやる気を失ってしまうことも・・・。 今回この記事では、子どもと一緒にできる自転車の練習方法や、教え方のコツ、親として子どもにできることをご紹介していこうと思います。 そろそろ練習を始めようとしている方、子どもから乗りたいと言われたときにすぐに教えられるようにしておきたい方など、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは乗る前に準備するものを紹介します。 【必須】 ・子ども用自転車 ・ヘルメット ・長袖、長ズボン ※転倒した際のケガ防止のために、夏場でも薄手の長袖・長ズボンを着用するようにしてください 【あるとよいもの】 ・ひじあて ・すねあて 子どもが操作しやすい自転車で練習してください。 軽くて、体にあったサイズの自転車をおすすめします。 以下が目安になります。
・2~4歳(身長80~100cm)→12インチ
・3~5歳(身長90~105cm)→14インチ
・4~6歳(身長100~115cm)→16インチ
・5~7歳(身長105~120cm)→18インチ
サドルの高さは、自転車にまたがって膝をまっすぐ伸ばした状態で地面に両足がしっかりとついている状態にしてください。 かかとが軽く上がっている状態でも問題ないですが、両足が地面に着いていることと、子どもが怖くない高さにしましょう。→子供用自転車のご購入はこちら
転んでもケガのしにくい芝生や土の地面がある場所がおすすめです。 しかし、芝生や土の地面よりコンクリートの上の方が地面が平坦になっているので、走行練習はしやすいです。 芝生や土の地面などのでこぼこしていて走行練習がしにくい場合は、ある程度乗り方について理解ができたらコンクリートの上に移動するのも良いかもしれません。 その際は、ヘルメットやひじあて、すねあてを着用するようにしましょう。 また、ゆるい下り坂で練習することもおすすめします。 自転車はスピードの遅い乗り始めが、一番バランスを取りにくく転びやすいです。 ゆるい下り坂であれば最初からある程度のスピードが出せるため、バランスを保ちながらの練習ができますよ。→その他パーツのご購入はこちら
自転車練習の基本をいくつかにわけて紹介します。
まずは自転車に慣れさせましょう。 自転車には乗らず、自転車の左側に立って両手でハンドルを持ち、まっすぐ歩くことから始めてください。まっすぐ歩くことができたら、次に自転車を押しながらハンドルを切って曲がる練習をしましょう。 ふらつくこともあると思いますが、乗る前にハンドル操作に慣れておくと今後の練習がスムーズに進められます。
先ほどと同様、自転車の左側に立って両手でハンドルを持ちます。 そして止まったまま両方のブレーキを握って、離しての動作を繰り返ししてください。 それができるようになったら、自転車を押しながら左右のブレーキを握って止まる動作を繰り返し行います。 どれくらいの力で握ると、どれくらいで止まれるか、自転車を漕いで進めるようになる前に習得しておくと、安心して練習できるでしょう。 ブレーキを握ることで自転車が止まるという感覚と力加減を覚えてもらいます。
①と②で自転車の基本的な使い方を覚えたら、次は自転車に乗るときのバランス感覚をつかんでもらいます。 自転車に乗るには、バランス感覚が非常に大切です。 まずはペダルを外した自転車に乗り、地面を蹴って進んでみましょう。 最初は片足を使って進み、片足で進めるようになったら両足を使って進む練習をします。 はじめはふらつきがあるかもしれませんが、やっていくうちにバランスがとれるようになりますよ。
③でバランスがとれるようになったら、ペダルを使った練習が始まります。 自転車の後ろを支えてあげながら、ゆっくりペダルを漕ぎましょう。 踏み込みやすいよう、ペダルは90度よりも少し前、2時の位置くらいに置くのがコツです。 ペダルを漕ぐ動作が上手くできていない場合は、一度補助輪を付けたり、三輪車を使ってペダルを漕ぐ練習をすることをおすすめします。
ペダルを漕げるようになったら、次は公道を走るための練習です。 公園とは違い公道は他の自転車や歩行者がいます。 ハンドルを操作できるか、ブレーキを正しくかけて止まることができるか、しっかりとバランスを保つことができるかなど見る必要があります。 まずは、まっすぐ走る練習をし、まっすぐ走れるようになったら何か目印を置いてそれを避けて走る練習をしてください。 また、目印前でブレーキをしっかりかける練習も行いましょう。
子どもの集中力がなくなったり、練習に飽きてしまうことも考えられます。 自転車に早く乗れるようになるためにも、コツをいくつか紹介しますね。
バランスがとれていないと自転車に乗れません。バランスがとれていない場合は、ペダルを漕がずに乗ってみましょう。 まずは自転車に乗ったまま歩きます。 慣れてきたら次は大股でスキップのように走ってください。 バランスがとれてきたら両足で地面を蹴り、できるだけ足をつかずに遠くまで進む練習を行いましょう。
最初は転ぶことの怖さから、視線が足元にいくことが多いです。 しかし足元を見てしまうと背中が丸まってしまうので転びやすいです。 ただ「前を見て漕いで!」と言うよりは、対象物を決めて「○○を見ながら漕いで!」と言ってあげた方が前を向きやすくなりますよ。
ご自身が自転車に乗り、子どもにお手本を見せてあげることも早く乗れるようになるコツの1つです。 正しい乗り方を見せてあげることで、子どもは自転車の乗り方を理解するようになりますよ。
自転車の練習中、子どもがなかなか上手く乗れないとついつい説明に熱が入ってしまいます。 熱が入ってしまうのもわかりますが、なにかできたら褒めることを忘れないようにしましょう。 褒めることで、子どものやる気も高まり、集中して練習に取り組むことができます。
近年、キックバイクはバランス感覚を身につける練習用の自転車として人気です。 キックバイクに慣れておくと、補助輪なしで自転車の練習を始められるとも言われています。
【キックバイクとは】
キックバイクは、ペダルがついていない2輪のおもちゃです。 地面を両足で蹴って進みます。 メーカーにより、ブレーキがついているものやペダルをつけられるものもあります。 2歳頃から乗れるようサドルは低くなっており、本体は軽く作られています。 まずは、サドルにまたがり歩くところから始めます。 慣れてきたら少しずつスピードを出せるようになり、足をあげていられる時間も長くなります。 止まったり曲がったり自在に乗りこなせるようになりますよ。
【キックバイクのメリット】 自転車の練習用に人気のキックバイクは、自転車に必要な3つの能力が身につくと言われています。 【キックバイクで身につくもの】 ・バランス感覚 ・曲がる感覚 ・止まる感覚 2輪車で倒れないバランス感覚は、キックバイクで身につけることができます。 キックバイクでスピードが出せるようになると、足を離してバランスをとる練習ができます。 また、ペダルがないので曲がる練習もしやすいです。 ハンドルを切るだけでなく、体を傾け曲がる感覚も身につけられます。 ブレーキがないキックバイクでも、自分の足で止まる感覚を覚えられ、ブレーキがついているものでは、子どもでも握りやすいよう工夫されているのでブレーキをかける練習になります。 ここで忘れてはいけないのが、キックバイクはあくまでおもちゃだということです。 公道で乗るのは、道路交通法違反になるので、必ず公園などで練習するようにしましょう。
子どもが自転車に乗れるかどうかは、子どもの努力だけでなく親御さんの心構えも重要なポイントです。 子どものためにすることを紹介しますね。
子どもは夢中になると時間を忘れてしまいがちです。 夢中になって練習してくれるのは嬉しいですが、長時間練習していると体力や集中力は低下してしまいます。体力や集中力が低下していると、なかなか上達しなかったり転びやすくなったりしている状態です。 そのような状態にならないように、適度な休憩と水分補給をするようにしてください。
子どもは自転車に慣れていないので、上手く転ぶことができません。 また、転んだ場所に大きな石などがあり、ケガをする可能性が考えられます。 練習中は必ずヘルメットを着用し、事故やケガのないようにしましょう。
自転車に乗れるようになると、行動範囲は広がります。 行動範囲が広がると思わぬ事故に巻き込まれる可能性も広がるのです。 標識の意味や走行時のルールを理解しないまま公道を自転車で走ると、大変危険です。 自転車の練習をするときは、実際に公道を走りながら標識の意味を確かめ合ったり、ルールを確認したり、事故が起きやすい危険な箇所をチェックしましょう。 交通ルールについてはこちらで詳しく説明しています。 →「意外と知らない?自転車の交通ルールについて」
子どもは失敗をしながら成長していきます。 自転車の練習では、子どもの失敗を温かく見守ることも大切です。 親御さんが焦ってしまうと子どもにも伝わるので、焦らずゆっくり練習しましょう。
子どもと一緒にできる自転車の練習方法や、教え方のコツ、親として子どもにできることを紹介しました。初めての自転車は、上手く乗ることができず転ぶこともあるかと思います。 しかしそのような経験を積むことで、少しずつ乗れるようになり成長につながるのです。 子どもによって成長スピードは異なります。 なかなか上達しないからといって親御さんが焦る必要はありません。 温かく見守ってあげてくださいね。
またチャイルドシート付きの自転車については「子供乗せの種類と注意点」で解説をしています。 →子供乗せ付の自転車の購入はこちら
← 前の記事 次の記事 →