長時間乗ってもお尻が痛くならない自転車サドルの種類と選び方
投稿者 :Taisuke Nakamura on
長時間乗ってもお尻が痛くならない自転車サドルの種類と選び方
自転車に長時間乗って通勤・通学している方は多いと思います。自転車に長い時間乗っているとお尻が痛くなったことはありませんか?それはきっとサドルがご自分に合っていないのだと思います。ここではお尻が痛くなりにくいサドルの種類と選び方を紹介したと思います。
サドルの種類
サドルの種類はたくさんあります。代表的なものを挙げていきます。
革サドル
汗をかかずに着衣との摩擦係数が低いことからサイクリング車やスポーツ車によく使われています。人によっては乗り心地が良く長距離を乗ってもお尻が痛くならないと言われています。
スプリットサドル
座る部分を左右に分割して、左右それぞれにウレタンやジェルなどを入れることによってクッション性も高めたサドルです。左右の足で自転車を漕ぐことによって自然にサドルが浮き沈みすることを想定した造りになっており、漕ぐときの負担が軽減されると言われております。
カットアウトサドル
会陰部に本来当たるはずの部分を切り抜くことで、余分な圧迫を防ぐ意図のもとに作られたサドルです。溝付きサドルや穴あきサドルなどとも呼ばれております。ただし前傾姿勢で漕ぐことによって効果が薄れてしまいます。
サスペンションサドル
緩衝材が付いたサドルのことです。緩衝材がついているためクッション性に優れております。
ノーズレスサドル
サドルノーズを無くしたもののことです。ノーズがないことで会陰部への圧迫が少なくなりますが、高速でのコーナーリング時にはノーズ部分は安全のためにも重要なものであるため、競技用自転車にはあまり向かないサドルです。
ビッグノーズ
サドルノーズ幅が大きいサドルで、勾配の大きい坂道などでノーズ部分に座ることを意図して作られたサドルです。サドルが大きくなるので人によって好みが分かれるものになります。
自分に合ったサドルの選び方は?
まず乗っているとお尻が痛くなってしまう自転車は、お尻のどこが痛くなるのかを正確に把握しましょう。例えば太ももの裏が痛くなるのであれば、サドル幅が広すぎるのが原因かもしれません。逆にお尻の横が痛くなるのであればサドル幅が狭すぎることが原因かもしれません。
会陰部が痛くなるのであれば、前述したカットアウトサドルであったり、ノーズレスサドルなどを選んでみるのがおすすめです。もしくはクッション性の高いサドルなども効果があるかもしれません。サスペンション付きのサドルであったり、ジェルやウレタンなどの緩衝材が入っているものを使ってみるのもいいでしょう。
ここで注意していただきたいのは、柔らかいサドル=痛くならないというのは間違いです。お尻の形は人それぞれ違い、筋肉の付き方、脂肪量、自転車の使用頻度等、同じ人はいません。自分に合った形のサドルを選ぶことが大事になります。
自分にとってベストな形のサドルに出会えるまで、何個もサドルを変えるということはざらにあることです。通勤・通学などで毎日使用する自転車だからこそ、自分に一番合った快適なサドルを見つけられるように、いろいろと試してみてください。
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