古くなった自転車の色を塗りなおすには?塗装の基本教えます!

自転車も消耗品なので、長く乗っていると至る所に傷や錆が付いてしまいます。

購入時にはピカピカの色をしていたのに、今じゃ汚れでくすんでしまっている…なんてことは珍しくありません。

買い替えるのはもったいない!そんな人のために、自転車の色を塗り替えるための基本テクニックをお教えします。

 

まずは下準備を!

塗装をする前にまずは下準備をしましょう。

具体的には汚れを落としたり、錆を落としたりします。汚れはタオル地のものでこするなどして、泥など付いていないようにしましょう。

錆は専用のブラシなどを使用すると効果的に取れます。

シールなど付着している場合はそれも取りましょう。

シールはママレモンなどの台所洗剤を使用するときれいに剝がせます。

 

そして塗装!…する前に

外せるものは全て外しましょう。

具体的にはカゴやサドルなどのパーツです。

これらがあると塗装できない部分が出てしまうのと、パーツにも塗装剤が付着してしまいます。

また、塗りたくない部分などがある場合は、養生テープなどをあらかじめ貼っておくといいでしょう。

養生テープがない場合は剥がしやすいテープであれば問題ありません。

そして、色を付ける前に「サーフェサー」と呼ばれる下地剤を付けておくことをおすすめします。

塗装したときに断然色の付きが良くなります。

塗装の仕上がりはサーフェサーにかかっていると言っても過言ではありません。

 

いよいよ色を付けます!

ここまできたらやっと色を付けます。

塗装材は缶スプレーのものが手間いらずでおすすめです。

いきなり車体を塗るのではなく、まずは細かな部分から塗装します。ホイールやハンドル部あたりからはじめましょう。

ペダルやグリップ部の塗装はお好みで行うと良いでしょう。

ここからがメインの塗装になります。

メイン部分の塗装をする前に、既に塗装を終えたところをしっかり保護しましょう。

ビニールや養生テープなどで覆って、塗装剤がかからないように気を付けます。

この際に完全に塗装が乾いているかしっかり確認しましょう。

メイン車体部分にお好みの色のスプレーを吹き付けます。

あまり長時間同じ個所に吹き付けると色のムラが出てしまうので、さっと一通り吹き付けるような形で塗装しましょう。

一通り塗装を終えたら乾くまで待ちます。そして乾いたら再度塗装します。

これを3回くらい繰り返すことで、きれいな色に仕上がります。

 

最後に

いかがでしたか?ここまで読んで実際に塗装してみようと思われた方がいたらうれしい限りです。

しかし、いざやろうとすると準備物が多かったり、作業スペースの確保に苦労したり…。

中々手間がかかる作業であることは否めません。

付け加えて言うなら、自転車は消耗品です。

古くてガタがきている自転車を、表面上きれいにして乗ることはオススメしません。

きちんとご自分の自転車の耐用年数を考えて乗ることを第一に考えてくださいね。

 

自転車のメンテナンスについては「自転車のメンテナンスは油さし(給油)だけではない! ママチャリ メンテナンスのポイント」により詳しい解説をしています。



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