シェアサイクルの光と影

地球環境の為にとシェアサイクルは国をあげて進められており13億人いる中国全土にシェアサイクルの文化は定着し、あちこちでシェアサイクルに乗っている人を見かける。

その文化は、日本をはじめ各国で導入されており、シェア文化は世界へと広がりつつある。


しかしながら、良い事ばかりでもない。
シェアサイクルはとにかく共有者を増やさなければならない。
その為にも、とにかく特定エリアのシェアをとらないとビジネスモデルは崩壊する。

資本力がない企業はここ半年で中国全土で何十社も倒産している。

自転車は部品が細かい部品も合わせると200パーツはあるとも言われており、
本体購入業者からの支払が滞ればその影響は部品工場にしわ寄せがあり経営悪化により倒産してしまう。

今まさに自転車の生産地の中心地ではシェアサイクル企業による工場への支払遅れが発生している話をあちこちで聞く。


行く末は悪い未来しか想像できない。


半年後のシェアサイクル事業から目が離せない。

中国の天津の街並みについては「街並みが変わる」により詳しい解説をしています。



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